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2016年2月3日水曜日

信用金庫は、金融機関ではあるが株式会社の銀行とは異なり、会員が出資し1人1票の議決権を持つ非営利法人である。
信用金庫を支えているのは、会員である地域の出資者で、誰でも預金はできるが、一定額以上の貸付や手形割引は、会員にならなければ利用できない仕組みになっている。
会員の出資金は、株式会社の株に相当するが、株と異なるのは、自由に売買ができず、預金のようにいつでも引き出すことはできない。
さらに預金であれば金融機関が破綻しても預金保険機構で1000万円と利息までは守られるが、信用金庫への出資金については対象外となっている。
しかし、信用金庫は非営利法人なので、利益が出たら地域経済や出資者に還元しなければならなので、この低金利時代でも3~5%と高い配当を出している信金も多い。
バブル時代には、10%近い配当をだしていた信金もあったという。
既に会員として出資している場合も、追加融資で出資金を増やす「増口」もできる。

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