2014年4月末の日銀のバランスシートを見ると資産規模は246兆円、2011年末は143兆円だったので2年4か月で2倍、1993年末は50.2兆円だったので20年で5倍に膨張している。
バランスシートが巨額化したのは、量的緩和により大量の国債を引き受けて来たからである。
2014年4月末の国債の保有残高は204兆円だが、2011年末には90.2兆円、2年4か月で2.3倍、1993年には31.3兆円だったので20年で6.5倍になっている。
国債を大量に購入した結果、日銀の資産に占める国債の割合は83%にまで増えている。1991年には48.7%だった。
発行銀行券(日銀発行券)残高より国債残高が大きくなっており、国債が日銀発行券を担保している状況となっている。
ここまで国債保有割合が高まると「日銀発行券への信用(円の信用)」は、「ニホン国債の信用」に依存する事になる。
ここまで国債保有割合が高まると「日銀発行券への信用(円の信用)」は、「ニホン国債の信用」に依存する事になる。
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