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2014年9月10日水曜日

平成25年度の歳出は92.6兆円で、そのうち厚生労働省関係予算は29.4兆円である。
厚労省予算の大半が社会保障費と考えると、一般会計予算における社会保障費の割合は32%となる。
また、国債費は過去の社会保障費の支出と関係があり、地方交付税の中で大きな割合を占める民生費とは社会保障費である。
よってこれらを合わせると一般会計歳出の4割(40兆円)が社会保障費となる。
財政学上では、社会保障費は所得の再分配とされる。
つまり、50兆円を国民(現役世代)から税金で集め、その8割に当たる40兆円を社会保障費として国民(高齢世代)に再分配しているのである。
そして、その他の防衛費や公共施設の維持費などは、赤字国債という形で、将来世代から現代世代への再分配となっている。

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