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2014年2月11日火曜日

イギリスという国が、インテリジェンス文化の発祥の地となったのは、王位の継承をめぐる暗躍の産物からである。

そもそもイギリス国教会が生まれたのは、16世紀にヘンリー8世が妃と離婚したいと考え、それを認めないカトリック教会と袂を分けたのがきっかけ。

イギリス国教会にも、二つの系譜があり、カトリックに近いのがハイチャーチで、プロテスタントに近いのがローチャーチで、それらを統括できている。

それを可能にしている唯一の結節点が女王陛下の存在であり、イギリスのインテリジェンス機関は女王に忠誠を誓う組織として、女王のもとにインテリジェンスも統括されている。

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