アメリカ教育省が、1990年代後半に実施した大規模な「初等教育の継続的調査(ECLS)」によると、シカゴの学力テスト結果と家庭的な要素の相関を調べた結果、高い相関関係が高かった項目が明らかになった。
相関関係が高かった8項目の中に、「家に本がたくさんある」という項目が入っている。
しかも、この項目のポイントは「本がたくさんある」というだけで、親が子に読ませている、ということではない。
しかも、この項目のポイントは「本がたくさんある」というだけで、親が子に読ませている、ということではない。
つまり、「家にある本が多いと、子供の学力かせ高いらしい」という事が分かった。
「家にある本の数」というのは、親の知力や資力、知的興味などを示すものである可能性はあるが、必ずしも本の数が多いというだけで、その親が必ず「賢い」わけではない。
しかし、本があることで、子供の知的好奇心が広がるという相関関係があるかもしれないということが、統計的に示唆された。
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