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2016年11月5日土曜日

インバウンドが激増している要因としては3つある。
1.アジア諸国で海外旅行ができる中間所得層が激増してきた。
中国では旅行や教育に投資できるアッパーミドル層(年収1万5千ドルから3万5千ドル)と富裕層が、合わせて2009年の1億人から2015年には3億人へ激増し、2020年には6億人まで増える見通しとなっている。
またASEAN5カ国でも同様に、アッパーミドル層や富裕層が合わせて2009年の4千万人から2015年には1億人に、2020年には1億8千万人となる見通しとなっている。
2.日本政府がビザ要件を緩和した。
2010年に中国の慣行ビザの発給要件が年収25万元(450万円)から6万元(108万円)まで引き下げられ、2015年には有効期間中の数次渡航に対する制限も緩和された。
3.円安になった。
中国人民元と円のの交換レートが2012年には1元=12円台だったのが、2016年1月には1元=18円となり、4割も元高円安となった。
熊本地震の影響があったにもかわらず、2016年は1月から5月にかけて前年同期比で3割増えている。

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