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2017年3月17日金曜日

幻冬舎の見城徹社長は、若い頃にどうしても五木寛之と仕事をしたくて、25通もの手紙を書き続けたという。
どんなに短いエッセイでも対談でも、上下二巻にわたる長篇小説の書き下ろしでも、五木氏の新しい原稿が発表された時には、5日以内に必ず感想を書いて送ると決めたという。
五木寛之の名前の「五」になぞらえた。
また、石原慎太郎に初めて会いに行った時には、50本のバラの花束を持って行った。
石原氏は「男に花をもらったのは初めてだな」と苦笑したという。
さらに、石原氏の『太陽の季節』と『処刑の部屋』を目の前で全文暗誦しようとしたという。
『太陽の季節』を全文暗誦し始めたら、石原氏は「わかった。もういい。お前とは仕事をするよ」と言ってくれたという。
見城社長は、この世の中には二種類の人間しかいないという。
圧倒的な努力を続ける人と、途中で努力を放棄する人。
できるかできないかではなく、やるかやらないかの差が勝負を決す。

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