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2013年7月20日土曜日

アメリカで、2007年に国民総所得を人口で割った「一人当たり国民所得」以上の所得を稼いでいた人は10%と、10人に1人しかいなかった。
国民のたった10%が国民総所得の半分を稼ぎ、残り90%の人達の稼ぎを全部合わせても半分にしかならなかった。

ちなみに、トップ1%の人達は一人当たりで平均所得の23倍稼いでいたし、トップ10%の人達は一人当たりで平均所得の5倍を稼いでいた。
トップ1%を除く、2%目から10%目までの人達は平均所得の3倍を稼いでいた。

2010年の純資産の保有者階層内訳を見ると、更に格差は広がっている。
トップ1%だけで35%
次の2~5%が28%
次の6~10%が14%
次の11%~20%が12%
下から80%が11%を保有。

2010年の金融資産の保有者階層内訳では、更に格差は広がっている。
トップ1%だけで42%
次の2~5%が30%
次の6~10%が13%
次の11%~20%が11%
下から80%が5%を保有。

つまり、アメリカで平均以上の家計金融資産を持っているのは全人口のたった1.5%程度となっている。
また、下位80%が5%の金融資産しか持っていない為、アメリカ国民の大半が平均値の約6.3%しか金融資産を持っていない。

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