安倍総理が掲げた2%の物価上昇率の達成された時に、誰が得をし て、誰が損をするのか?
得をするのは、現役世代。
フィリップスカーブにより、物価が上昇すると失業率は下がる。
確実に損をするのは、年金生活者。
今の公的年金は、デフレ時代に物価スライドを政治的に実施しなか ったことによる割高分が2.5%ある。
また2005年から毎年0.9%ずつ年金給付水準を引き下げるマ クロ経済スライドも、導入以来8年間一度も実施されておらず、こ のことによる割高分が7.2%ある。
合計すると9.7%となり、現状の年金給付水準は、本来の設計よ り1割も高いままになっている。
つまり、物価上昇率が2%になっても、この9.7%の割高分を解 消するまでは、5年間は年金給付は増額されない。
もちろん、割高解消期間に、マクロ経済スライドによる年金削減が あると年金給付は9%減る。
よって、年金は今後10年間で実質19%も減り、更に消費税5% 増税で、年金生活者の実質所得は24%も激減する、という計算に なる。
得をするのは、現役世代。
フィリップスカーブにより、物価が上昇すると失業率は下がる。
確実に損をするのは、年金生活者。
今の公的年金は、デフレ時代に物価スライドを政治的に実施しなか
また2005年から毎年0.9%ずつ年金給付水準を引き下げるマ
合計すると9.7%となり、現状の年金給付水準は、本来の設計よ
つまり、物価上昇率が2%になっても、この9.7%の割高分を解
もちろん、割高解消期間に、マクロ経済スライドによる年金削減が
よって、年金は今後10年間で実質19%も減り、更に消費税5%
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