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2013年9月12日木曜日

日本の金融システムで、不可解な仕組みが「保証料」。

我々が住宅ローンを組むにあたって、融資の条件の1つに保証会社との契約を求められ、その契約により「保証料」が発生する。
毎月のローン返済時に上乗せされるケースが多い。

普通に考えれば、自分が保証料を支払うのだから、万が一返済できない場合、支払った自分に対して「保証」がされると、当然思う。
生命保険でも、万が一の時は、本人もしくは家族に保証がされる。

ところが、住宅ローンの場合、保証されるのは融資をした金融機関となる。
保証会社は、万が一、主債務者(私たち)が返済不能になった時、主債務者に代わって金融機関に「代位弁済」をする。

主債務者が保証料を払ってきて、その保証会社が返済したのだから、それで債権はチャラになって当然なのに、今度は保証会社が私たち「主債務者」(保証会社にとっては顧客)に対して、返済を迫ってくる。

なぜ、保証料を支払った本人が保証されずに、金融機関が保証を受けるのだろうか?
こんな矛盾した制度は、他の先進国にはどこにもない。

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