日本独特の金融システムの中で、民間の保証会社と異なり、官営の 「信用保証協会」だけは、国民を最後の最後まで追い込まないと気 が済まない仕組みになっている。
信用保証協会の保証付きで融資を受け、その返済が滞ると代位弁済 となり、その分が信用保証協会から債務者に請求される。
他の金融機関なら、返済が滞った不良債権はサービサー(債権の管 理・回収業者)に売却することで償却され、債権処理が完了する。
通常ならば、この時の売価は債権額面の0.5~1割と言われ、例 えば1000万円の債権ならば、50万円でサービサーは買い、こ れを債務者が100万円で買い戻せば、この債権はチャラになる。
ところが、信用保証協会は、このようにサービサーに債権を売却せ ずに、「返済できないなら自己破産」するよう迫ってくる。
信用保証協会の言い分としては、「国民の税金で代位弁済したのだ から、債務者が破産しないと債権処理ができない」という事のよう である。
わざわざ破産まで事態を引っ張るから、不良債権処理は遅れるし、 自殺者も減らない。
信用保証協会の保証付きで融資を受け、その返済が滞ると代位弁済
他の金融機関なら、返済が滞った不良債権はサービサー(債権の管
通常ならば、この時の売価は債権額面の0.5~1割と言われ、例
ところが、信用保証協会は、このようにサービサーに債権を売却せ
信用保証協会の言い分としては、「国民の税金で代位弁済したのだ
わざわざ破産まで事態を引っ張るから、不良債権処理は遅れるし、
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