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2013年12月22日日曜日

2013年4月から「65歳定年制」が施行され、正社員のサラリーマンは希望すれば65歳まで働けるようになった。

年金支給年齢まで働けれるようになって喜んでいる人がいるが、大間違いである。
どうやら、生涯年収は変わらずに、人生における労働時間が増えるだけという結果のようである。

例えば、三菱電機は「定年年齢選択型給料」を採用し、55歳になった時に、現状維持のまま60歳で退職するか、65歳まで働きたいのなら給料カットをのむか、という選択肢を与えられ、どちらかを選ばねばならない。

65歳定年を選択した場合、56歳で子会社に出向となり、給料は2割カット、さらに60歳からは5割カットされるという。
つまり、5年間多く働いても生涯賃金は900万円しか増えないのだから、冷や飯を食う為に最後の会社員人生を使うようなものである。

三菱電機の場合は、生涯賃金が増えるので、まだ良いかもしれないが、会社によっては、定年を延長した為に生涯賃金が減るケースもある。

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