Amazon

2014年10月15日水曜日

日本郵便の社員数は、2011年4月時点で正社員が10万2300人、非正規社員が15万2300人の計25万4600人で、非正規社員の割合は59.8%。
非正規社員のうち、月給社員は4300人、時給社員は14万7500人と実に9割以上を占める。
ちなみに、総務省が2014年2月28日に発表した労働力調査によると、1月時点で役員を除く雇用者全体に占める非正規雇用の割合は37.6%である。
日本郵便の非正規社員は、正社員とほぼ同じ労働時間、同じ業務内容で働いているが、賞与も昇給も殆どなく、年収は正社員の3分の1であり、その6割以上が年収200万円以下となっている。
一方で日本郵便には、非正規社員が正社員になれる制度も用意されており、仕事の成熟度を6段階で上司が「スキル評価」し、ランク毎の項目を全てクリアすれば、1つ上のランクに行ける。
6段階をクリアするのに最短で3年かかり、その後は時給社員から月給社員として採用され、2年間勤めた後、試験を合格すると正社員になることができる。
つまり、非正規社員が正社員になるには最短で5年かかるのである。

0 件のコメント:

コメントを投稿