米国の最高税率は、その時々によって28%~91%と大きく上下してきた。
累進的な所得税が導入されたのは1913年で、当時の最高税率は7%だった。
その後1919年までに77%に引き上げられ、第一次大戦後の1920年の大統領選挙で共和党のハーディングが勝利し、最高税率は77%から25%に引き下げられた。
その後1919年までに77%に引き上げられ、第一次大戦後の1920年の大統領選挙で共和党のハーディングが勝利し、最高税率は77%から25%に引き下げられた。
ところが、1930年にスムート・ホーリー法が成立し、関税率が史上最高となり、大恐慌の期間中に所得税の最高税率も25%から83%に引き上げられた。
第二次大戦後、ジョン・F・ケネディは最高税率を91%から70%に引き下げた。
ジョンソン、ニクソン、フォード、カーターの無能大統領が続き、彼らはこの間に税率を上げ続けた。
レーガン、クリントンの登場で、劇的な減税を実施し、上位1%からの税収は1980年から2007年なでに、GDPの1.6%から3.1%へと伸張し、高額納税者の税収が急増している。
この時期には、あらゆる人々が減税の対象となり、結果的に下位の95%の層からの税収も減少することとなった。
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