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2015年2月25日水曜日

国土交通省がまとめた「RC造(コンクリート)の寿命に係る既往の研究例」で、マンションの物理的な寿命が紹介されている。
「鉄筋コンクリート造建物の物理的寿命を117年と推定」
(飯塚裕(1979)「建築の維持管理」鹿島出版会)
「鉄筋コンクリート部材の効用持続年数として、一般建物(住宅も含まれる)の耐用年数は120年、外装仕上により延命し耐用年数は150年」
(大蔵省主税局(1951)「固定資産の耐用年数の算定方式」)
と、十分に100年は超える耐久性があるものと考えられる。
しかし、
「固定資産台帳の滅失データを基に平均寿命を推計した結果、RC系住宅は68年」
(小松幸夫(2013)「建物の平均寿命実態調査」)
との指摘もあり、耐用年数の限度まで使われることは少ない。

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