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2015年5月13日水曜日

取引事例比較法で中古物件を査定する時に、不動産業界のプロが利用するのが、不動産流通機構の「レインズ(REINS)」である。
レインズでは、実際に取引された価格を知ることができるが、宅地建物取引業者しか見ることができない。
宅建業の資格を取得するとシステムにログインできるIDとパスワードが付与され、どの不動産業者も全て同じデータベースを見ている。
オンライン上で、どの不動産会社がどの物件を売却しているか、更には性格価格まで確認できる。
このレインズの情報が、不動産業界のプロと一般消費者との情報格差となっている。
あまり知られていないが、2007年からレインズに掲載されている成約事例の一部を公開している「レインズ・マーケット・インフォメーション」というサイトがある。
プロからすると実際のレインズで見られるような正確な住所やマンション名が特定できないため、それほど利用されていないというが、対象エリアの中古物件の相場を知るのに参考になるデータベースである。

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