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2015年10月4日日曜日

鎌倉投信の「結い2010」の資産残高は190億円(2015年10月1現在)だが、運用方針として「リターン5%、全体のリスク量を10%以内に抑える」ため、資産の3割を現金で持っている。
投資金額としては、1社あたりの比率を資産総額の1.7%にしている。投資先銘柄を公開すると共に、その銘柄に等金額で投資しているのは、「結い2101」くらいである。
「結い21010」は、株式未公開のベンチャー企業にも多く投資しているが、このようなリスク管理をすることで、仮に投資先が倒産しても、全体のリターンに大きな影響がないように管理されている。
ちなみに現在、投資先の1社が倒産しても、基準価額16000円は200円程度しか下がらないという。
さらに、投資先の発行済み株式のうち、「結い2101」が持つ比率を5%未満にしている。5%以上になると「大量保有報告書」を提出せねばならなくなり、投資先企業に手間が発生させてしまい負担となるのと、投資先企業を支配したくないという配慮からである。
「結い2101」の受益者の6割が毎月一定額の「積立型」を利用しているという。

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