石油輸出国機構(OPEC)は、加盟国合計の石油生産量の上限を決めて、清算調整をし石油の価格を一定以上に保つようにしている。
現在の石油価格の下落は、イスラム教スンニ派の代表国サウジアラビアとシーア派の代表国イランとの政治的な対立が背景にある。
イランは中東国の中でも石油の算出コストが高く、1バレルが100ドルを切ると赤字になると言われている。
この両国の対立には、「イスラム国」の台頭で泥沼化しているシリア内戦が関係しており、イランはシーア派の一派であるアラウィ派のアサド政権を支援し、反政府軍をサウジアラビアが支援している。
つまりシリア内線は、サウジアラビアとイランの代理戦争なのである。
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