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2015年11月15日日曜日

日本以外のG7諸国は既に「グルジア」を「ジョージア」と呼んでいたが、日本も2015年4月22日に政府の要請を受け入れ「ジョージア」に改めた。
グルジアとはロシア南部カフカス地方の小国で、近年の対露関係の悪化に伴いロシア語読みから英語読みに変更するよう各国に要請している。
そもそも英語表記の「Georgia」はキリスト教の聖人ゲオルギウスに由来する。
ある異教の村で毎年、竜がアパレルため人身御共としてクジ引きで生娘を差し出していたところ、ある年、生贄にお姫様が当たってしまった。そこで馬にまたがり通りかかったゲオルギウスは、村人がキリスト教徒になる代わりに竜退治を買って出た、という日本のヤマタノオロチのような伝説があり、宗教画としても描かれている。
それ以来、男の子にゲオルギウスにちなんでゲオルグという名前を付ける事が多くなり、イギリスの王家がドイツ王室からゲオルグを招き、宇井ごよみしてジョージとなったのが、ジョージ1世である。
ちなみに、ジョージ2世の時代にイギリスはアメリカに植民地を広め、新しい土地に「ジョージ王の土地」という意味で「ジョージア州」と名付けた。

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