遺伝子組み換え種子の世界一の供給会社「モンサント」は、20世紀初めにサッカリンの生産会社として設立されたが、第一次世界大戦の間に、爆弾や毒ガスの製造に使われる化学薬品を売ることによって、利益を100倍に増やした。
そして、PCBや枯葉剤、特にベトナム戦争で使用されたオレンジ剤と言う名称の除草剤(ダイオキシン)で巨大になった後、遺伝子組み換え作物を主力商品として手を広げた。
『モンサント』の著者であるマリー=モニク・ロバンが監督をしたDVD『モンサントの不自然な食べ者』は2008年のレイチェル・カーソン賞を受賞したが、このDVDでは、モンサントに批判的な記事を載せようとした『ネイチャー』誌に圧力をかけたり、ダイオキシンに発がん性はないと主張したり、モンサントの横暴さが語られている。
遺伝子組み換え作物の危険性が暴かれるのを防ぐため、モンサントは売りつけた農民を監視し、告訴したりする。それを「遺伝子警察」と呼んでいる。
TTPを結ぶことで、日本もモンサントの支配下にされることになる。
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