フィリピンで永住に必要な主なビザは、特別居住退職者ビザと結婚ビザの2種類で、退職者ビザは35歳以上の外国人であれば原則、誰でも取得できる。
指定の銀行口座に収める定期預金額は、年齢によって異なるが、1万から5万米ドルでよく、マレーシアやタイと比べて安く済む。
フィリピンで退職者ビザの制度が始まったのは1987年で、マルコス独裁政権を民衆の力で崩壊させた翌年のことである。
1988年には日本人5人が退職者ビザを取得しており、その後は毎年数十人単位で増え続け、2000年に初めて年間100人を突破し、2006年には200人を超え、2014年には退職者ビザを取得した日本人の総数が3020人となっている。
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