Amazon

2016年12月29日木曜日

HOME'S総研が、住む場所の良し悪しを測る指標の必要性に気づき、開発した結果、「セクシュアス度」という指標を提唱している。
指標化しにくい「行きつけの店」が作れる街、歩いて楽しい街の姿が現れてくるような指標が「セクシュアス度」である。
「セクシュアス」とは官能的という意味だが、都市生活における身体性に関わる項目で、都市住民へのアンケートを行い、住民のアクティビティの豊かさで都市の魅力を測る物差しを提案しようという趣旨だという。
具体的にポイントとされる項目、アンケートの中身は以下となっている。
1.「共同体に帰属している」=ボランティアへの参加度やなじみの店の有無
2.「匿名性がある」=1人だけの時間を楽しんだり、昼間から酒を飲んだ経験
3.「ロマンスがある」=データやナンパの機会、路上キスの経験
4.「機会がある」=知人ネットワークから仕事に繋がった経験
5.「食文化が豊か」=地ビール、地元食材を使った店の有無
6.「街を感じる」=街の風景を眺めたり、喧噪を心地よく感じた経験
7.「自然を感じる」=高遠水辺、空気などに触れて心地よく感じた経験
8.「歩ける」=通りで遊ぶ子供達の超えを聞いた経験や寄り道の誘惑の有無
これらのポイ頓の合計点で示されるのが、街の「セクシュアス度」ということになる。
この「セクシュアス度」調査で、最も高いポイントを獲得した街は「文京区」で、2位は「大阪市北区」、3位は「武蔵野市」、4位は「目黒区」、5位は「大阪市西区」となっている。



Sensuous City[官能都市]  ―身体で経験する都市;センシュアス・シティ・ランキング

0 件のコメント:

コメントを投稿