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2017年1月20日金曜日

戦前のドイツの中央銀行だったライヒスバンク(ドイツ帝国銀行)は、倒産している。
彼らは第一次世界大戦の際に、量的緩和を行い、ハイパーインフレを引き起こしてしまった。
1923年1月に250マルクだったパン1個が、12月には3990億マルクになってしまったという。
ライヒスバンクは、反省をせずにナチス政権の圧力に負けて、再度量的緩和を行い、ハイパーインフレを引き起こしてしまった。
その結果、ドイツの中央銀行のライヒスバンクは倒産し、新しい中央銀行としてブンデスバンクが創設された。
ブンデスバンクがECB(ヨーロッパ中央銀行)の量的緩和に対して激しく抵抗したのは、このような歴史があるからである。

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