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2017年1月23日月曜日

「異次元の質的量的緩和」とは上手な表現ではあるが、政府の資金繰りを中央銀行が賄う「財政ファイナンス」そのものである。
2016年度は150兆円の国債が発行され、そのうち120兆円を日銀が最終的に引き受けている。
政府は直接的に日銀に国債を売って資金調達をしているのではなく、入札で民金金融機関に国債を売っているが、日銀が入札直後の国債を民間金融機関から買い集めているのである。
そして民金金融機関は、日銀への転売手数料が目的で入札に参加しているのである。

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