大阪高検の公安部長だった三井環氏が、告発した検察の裏金作りのカラクリは、①地検の場合なら検事正の指示で事務局長が「潜伏中の過激派に関する情報収集」などの名目をでって上げ、架空の「情報提供者」に対する領収書を作成する(1回につき3万円から5万円程度)、②架空の情報提供者に支払ったことにしてプールし、その殆どは検事長、検事正の飲食やゴルフ代、最高検や法務省の幹部に対する接待費に充てられていた。
この裏金作りは、起源は不明だが、少なくとも内部告発文書が出回る1999年までは行われており、年間で約6億円に上っていたとされる。
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