ジム・コリンズは、著書『ビジョナリーカンパニー』で、成功した企業がいかにして衰退するかを分析した。
成功した企業が失敗する理由は、多くを求めすぎて規律なき拡大路線に陥ってしまうからだという。
これは個人にも当てはまる。
成功を経験した人は何でもやろうとしすぎて、そもそも何をやっていたかを忘れてしまう。
成功を経験した人は何でもやろうとしすぎて、そもそも何をやっていたかを忘れてしまう。
優秀な人ほど成功のパラドッグスに陥りやすい。
第1段階
目標をしっかり見定め、成功へと一直線に進んで行く。
目標をしっかり見定め、成功へと一直線に進んで行く。
第2段階
成功した結果、頼れる人という評判を得る。「あの人に任せておけば大丈夫」と言われ、どんどん多様な仕事を振られるようになる。
成功した結果、頼れる人という評判を得る。「あの人に任せておけば大丈夫」と言われ、どんどん多様な仕事を振られるようになる。
第3段階
やる事が増えすぎて、時間とエネルギーがどんどん拡散されて行き、疲れるばかりで全てが中途半端になる。
やる事が増えすぎて、時間とエネルギーがどんどん拡散されて行き、疲れるばかりで全てが中途半端になる。
第4段階
本当にやるべき事ができなくなる。
成功したせいで、自分を成功に導いてくれた方向性を見失ってしまう。
本当にやるべき事ができなくなる。
成功したせいで、自分を成功に導いてくれた方向性を見失ってしまう。
何とも奇妙な話で、成功を求める事によって、人は失敗してしまうのである。
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