「矛盾」というと、中国の古典に出てくる話を思い出すが、あの矛盾は西洋の論理学でいう「矛盾」にはあたらない。
矛盾という話は、町で矛を売っている人が「どんな盾でも突き抜ける矛」と言いつつ、同じ人が「どんな矛からも守ることがでかる盾』と言って両方を売っている。
ではこの矛でこの盾を突いたらどうなるかという内容で、話はそこで終わっている。
ではこの矛でこの盾を突いたらどうなるかという内容で、話はそこで終わっている。
しかし、突いてみたら結局どちも破られないという結果が存在する。
つまり、どちらも壊れなければ、盾の方が強いということで、盾の売り文句が正しかったことにな。
ということは、これは矛盾ではなく西洋哲学でいう対立となる。
ということは、これは矛盾ではなく西洋哲学でいう対立となる。
対立というのは両方をぶつけ合わせること、一方が他方を飲み込むことで解決できるのである。
矛盾というのは、構造を転換することによって容易に解決できるが、対立というのは、どちらかがどちらかを飲み込む形でしか解決できない。
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