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2018年2月20日火曜日

財政破綻で超円安を予想する人が多いが、実際に何が起きるかはその時になってみないと分からない。
日本の対外純資産は民間だけで310兆円以上あり、国内金利が急上昇すれば海外資産を売却して円に戻す動きが広がる。
日本国債崩落による金利上昇で、海外投資家が日本国債に投資し、それが円高につながることも考えられる。
為替レートは長期的には、インフレ率と金利差を調整するように動くので、高金利通貨はいずれは安くなる。
この市場原理が働いて、日本経済の高金利とインフレが定着すれば為替レートは円安に向かうことになる。
円の為替レートというのは日本円と外国通貨を交換する際の単なる換算の道具でしかないので、歴史上、通貨の価値が10分の1や100分の1になることは決して珍しくない。

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