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2018年6月14日木曜日

米国では総合不動産情報サービス「MLS」は、全米各地の不動産協会がうんいしており、協会に加盟する不動産会社が仲介依頼を受けた売り物件の概要、販売状況、所有者、過去の取引価格、固定資産税評価額など、あらゆる情報が登録されている。
MLSの情報は不動産協会に加盟する業者が常にアップデートすることを義務づけられているので、リアルタイムで確認できる。
日本とは異なり、仲介業者によって紹介される物件情報が制限されたり、同じ物件でも業者によって情報の中身が食い違ったりすることはない。
米国では全ての業者が同じ情報にアクセスできるので、米国で不動産業者を選ぶ場合は、「いい物件情報を持っているかどうか」ではない。
さなみにMLSはポータルサイトを運営しており、ライセンスを持たない一般人でも物件の外観写真、間取り、面積、価格などの閲覧は可能である。
それ以上の情報を知りたい場合は、不動産業者に確認してもらうことになる。
不動産業者がMLSで詳細情報をチェックすると、以下のようなアルファベットで物件の現在の状況が表示される。
A(Active) 現在売り出し中
C(Contracted) 契約成立
P(Pending) 売買手続き一時中止
S(Sold) 登記まで完了
TまたはW 売買中止
また不動産業者が見れる詳細情報には、物件を売り出してからの日数も表示される。
売り出しから日数が経っている物件は、値下げ交渉の余地がある可能性がある。

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