「中高一貫校」は本来別々の中学と高校を無理矢理合体させた特殊な学校だと思っている人が多い。
しかし、日本の学校制度が「6・3・3制」になったのは戦後のことであり、戦前は「6・5制」が主流だった。
小学校を卒業した後の「5」の部分が、戦後に「3+3」に変化したのである。
小学校を卒業した後の「5」の部分が、戦後に「3+3」に変化したのである。
「旧制中学」と言われるように、戦前の中学校は5年間だった。
開成にしても麻生にしても灘にしても、戦前からある「中高一貫校」はもともと1つの中学校だった。
開成にしても麻生にしても灘にしても、戦前からある「中高一貫校」はもともと1つの中学校だった。
つまり、もともと1つだった5年制の旧制中学校を、3年間の新制中学と3年間の新制高校に、無理矢理分離したのが、現在の「中高一貫校」なのである。
だから、開成のような戦前からある学校は「中高一貫校」と呼ぶよりは、中学と高校が別々になっている一般的な学校を「中高分離校」と呼ぶ方が経緯としては正しい。
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