日本も戦前まではヨーロッパ先進国のスタンダードに準じて、「中学校」と呼ばれた5年制の学校がそのまま中等教育を行う場だった。
現在の大学レベルの教育を行う学校を「高等学校」と呼んでいて、それが「旧制高校」である。
正確に言うと旧制高校は、大学で学ぶためのに必要な基礎教養を学ぶ場だった。
正確に言うと旧制高校は、大学で学ぶためのに必要な基礎教養を学ぶ場だった。
戦前に東京・駒場にあった「第一高等学校」、通称「一高」は、戦後になり東京大学の教養学部という位置づけとなり、現在の東大駒場キャンパスとなった。
せっかく欧米の中等教育に近い旧制中学の制度があったのに、戦後に学制を変更したのは、財政が原因だった。
戦後の財政難により、中等教育を無償義務教育化できず、前期中等教育までを無償義務教育にせざるを得なかったのである。
戦後の財政難により、中等教育を無償義務教育化できず、前期中等教育までを無償義務教育にせざるを得なかったのである。
その結果、日本の中等教育は前期と後期で分断されてしまった。
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