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2012年10月5日金曜日

1929年の世界大恐慌の原因は、過剰な生産能力だった。
当時の米国の自動車生産能力は540万台あったが、世界恐慌から540万台の販売数に戻るまで、需要と供給のバランスが戻るまでに20年かかっている。

2000年には8億トンだった世界の粗鋼生産は、2011年には14億トンまで増加。
この間の中国のシェアは10%から、現在は50%近くまで占めている。

この粗鋼生産に代表されるように、中国で生産能力の過剰な拡大が引き金となる「中国発のデフレ」が、今後の世界経済を脅かす可能性がある。

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