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2012年11月25日日曜日

新聞・テレビ・通信社の記者は「夜回り」と呼ばれる取材を毎晩行っている。
昼間に公の場では聞けない話を、夜遅く政治家や官僚の自宅に上がり込んで聞き、社に戻って聞いた情報を「夜回りメモ」にまとめる

その全社の「夜回りメモ」が、野中官房長官の手元に、毎朝届いていたという。
政治部長→社の幹部→野中氏というルートだった。
小渕内閣の足を引っ張る動きを、いち早くつかみ、その芽を摘んでいた。

「夜回りメモ」を上げさせる為に、官房機密費を使って、マスコミ各社の政治部長や会社幹部を接待漬けし、巻き込んでいたという。

情報統制が下手くそだった事を振り返ると、民主党の歴代官房長官の手元には「夜回りメモ」は届かなかったのだろう。

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