Amazon

2014年2月1日土曜日

城山三郎の代表作『落日燃ゆ』は、少年城山自身を戦争に駆り立てたのは誰なのかを、追求した結果、A級戦犯にたどり着いた。
そして、軍人ではない広田弘毅に的を絞った。

『自ら計らわず』と題名をつけようとしたほど、広田は自分の為には弁明しない男だった。
軍人政治を押さえようとした広田が軍人と一緒にA級戦犯とされ処刑されたが、それを受け入れた広田こそが、城山が望んだ、ありうるべき指導者の姿だった。

『落日燃ゆ』

0 件のコメント:

コメントを投稿