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2014年3月29日土曜日

「JAバンク」という名前の銀行はない。
JAバンクとは、市町村単位の農協が営む信用事業、都道府県毎の信用農業協同組合連合会、全国組織の農林中央金庫という3段階にまたがる巨大な金融組織の総称である。

農協の正規組合員数(農業従事者)は2011年度末で467万人、准組合員(数千円の出資金をすれば誰でもなれる)は、517万人と、実態は非農業従事者が過半数を占めている。

農協の2011年度の事業総利益は1兆8850億円だが、うち信用事業が41.1%、共済事業が25.9%と7割を金融事部門が占めている。

店舗数は8716店舗(国内金融機関店舗数の15.6%)、個人預金残高は79兆円(国内金融機関残高の10.5%)となっている。

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