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2014年4月19日土曜日

厚生年金基金は企業年金の一種であり、厚生年金の一部も国に代わって運用されている。
この代行部分の積立金不足額が1兆1100億円であることが判明し、2013年6月に9割の厚生年金基金が廃止になる見通しとなった。

一方、国民年金に上乗せされる国民年金基金にも積立金不足は生じており、2010年度で1兆1293億円となっているが、廃止という話はない。

国民年金基金のホームページには、財政•資産運用状況のところに、「平成23年度の運用利回りはプラス2.5%程度であり、同年度末における責任準備金に対する積立不足割合は35%程度」と、35%も足りない事を明らかにしている。

厚生年金基金は民営なので廃止し、国民年金基金は国営なので、天下り先として廃止出来ないという事のようである。

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