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2014年7月23日水曜日

行動経済学には、株式投資の際に使う判断力を明らかにする重要な「プロスペクト理論」がある。

得をする時は安全を選ぶが、損をする時には現状を維持できる可能性を選びがちである。

同じ100万円でも、損する悲しさの方が、得する嬉しさよりも2.5倍大きく感じるという実験結果から、不可実な選択を迫られた時、多くの人が損を回避する為に大きな賭けに出る傾向がある。

しかし、経済学では株式を買うような事を投資とは言わない。

経済学における投資とは、生産能力を向上させる為に資金や力を注ぐ事である。
収益だけを目的とした株式投資は、何かの生産能力が高まる訳ではないので、経済学の投資の概念とは異なる。

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