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2014年7月26日土曜日

ローマ帝国は200年に渡り、貨幣に混ぜる非金属の割合を増やしていった。

紀元54年にネロが帝位を就いた時、ローマの貨幣は純金か純銀だった。

しかし、268年になる頃には、銀貨に含まれる銀は僅か0.02%まで減り、金貨は姿を消していた。
賢いローマ人が財産を貨幣から金地金へと移していったからである

これが「通貨の価値を下げる(debase)という単語の語源である。

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