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2014年9月16日火曜日

一見、関税障壁を撤廃するというTTPは自由貿易の象徴であるかのようだが、本質は全く違う。
TTPの本質は、対中国をにらんだ環太平洋諸国の経済•軍事同盟である。
米国の狙いは、中国の台頭をもはや一国で抑えることは難しい為、日米軍事同盟、米豪軍事同盟、米ニュージーランド軍事同盟をひとまとめにして、それをかぶせる経済体制をつくりたい、という事なのである。
さらに言うならば、対EUも視野に入れたブロック経済体制の構築である。
TTPとは自由貿易ではなく、ブロック経済の復活がその本質であり、経済協力の体をなしながら、本質は同盟なのである。
そうである限り、そこから日本が外れることは考えてられない、加盟する以外に選択肢のない問題なのである。

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