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2015年1月2日金曜日

メガバンク各行は、近年は業績が好調だったにもかかわらず、10年以上に渡って法人税を減免されてきた。
1990年代後半の不良債権処理が余りにも巨額で、多額の繰越欠損金を抱えていたからである。
メガバンク各行が法人税納税を再開したのは、三菱東京UFJ銀行が2011年3月期から、みずほ銀行や三井住友銀行は2013年3月期になってからだった。
税引前利益が1期当り数千億円以上あるのに、実効税負担率があまりにも低い水準となっていた。

〇5期(2008年3月期~2012年3月期)通算の実効税負担率
                  税引前利益    支払法人税額
みずほFG        0.02%   1兆2218億円    2億2500万円
みずほ銀行        0.52%      4693億円     24億3100万円
三井住友FG      1.33%       6046億円     80億2300万円
三菱東京FG      1.39%   1兆4186億円    197億3500万円
三井住友銀行         7.57%   2兆2708億円     1718億6500万円
みずほコーポレート    10.49%      7073億円     742億1100万円
三菱東京UFJ        12.68%   2兆3659億円     2999億8100万円

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