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2015年6月20日土曜日

税の中でも外国からの輸入品に課す「関税」を扱うのが、財務省・関税局で、関税は明治時代には最も大きな国の収入源だった。
近年はGATT、WTOなどの努力によって課税率が引き下げられ、関税は歳入減としては小さくなってしまった。
このような時代背景もあり、現在の関税局の仕事は、全国9つの税関に対する監督・調整が主となっており、財務省の中ではマイナーな局である。
関税局長は、主計局長や主税局長とは違い、キャリア官僚として最終的なポストになることが多い。
しかし20人前後いる同期入省の中で、局長になれるのは4~5人しかいないので、関税局長はなかなかの出世といえる。

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