国内株式のインデックスで「日経平均」は有名で馴染みやすいインデックスである。
しかし忘れてはならないのは、2005年4月の銘柄入れ替えの際に、実質的に中身の50%強が一気に入れ替わり、これが市場参加者に利用された結果、市場の変動とは関係のない10%以上の下振れを起こし、前後に連続性の断絶が起きたという出来事である。
しかし忘れてはならないのは、2005年4月の銘柄入れ替えの際に、実質的に中身の50%強が一気に入れ替わり、これが市場参加者に利用された結果、市場の変動とは関係のない10%以上の下振れを起こし、前後に連続性の断絶が起きたという出来事である。
この時の銘柄入れ替えは225銘柄中30銘柄だったが、ポートフォリオとしては50%以上の入れ替えとなってしまっていた。
この時の銘柄入れ替えでは、証券業界が2000億円以上のトレーディング益を稼ぐ一方で、日経平均連動のインデックスファンドへの投資家や、日経平均先物をロング(買い持ち)していた投資家などが大きく損してしまった。
このように日経平均は株価が高い銘柄の影響度合いが大きく、ポートフォリオとしてのバランスにやや難がある。
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