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2015年6月16日火曜日

人口統計は江戸の中期以降しか正確なものは存在しない。
慶應義塾大学名誉教授で歴史人口学者の速水融氏が、小倉藩の資料をデータとして、19世紀以前の人口を推計したところ、慶長年間の日本の人口は1000万人程度だった。
それが元禄・享保年間になると3000万人になり、江戸時代初期の100年くらいの間に、総人口が3倍となったという。
耕地面積については、『大日本租税志』に色々な記録があり、戦国時代初頭から元禄・享保の間で、こちらも3倍近い耕地の増加が認められる。

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