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2015年8月15日土曜日

沖縄の基地問題の地理的要因を理解するには、学校の便所掃除に置き換えると分かり易い。
小学校の学級会で、誰が便所掃除を担当するか、多数決で決めましょうとなりました。
(学級委員長)「では、来週の便所掃除の担当を決めたいと思います。月曜ですが、誰がいいですか?」
(生徒A)「はーい、沖縄くんがいいと思います」
(学級委員長)「他に意見はありませんか?」
(生徒多数)「異議なーし」
(学級委員長)「では、沖縄くん。月曜日の便所掃除に決まりました。次は火曜日ですが、誰にしますか?」
(生徒B)「沖縄くんで、どうでしょう」
(生徒多数)「異議なーし」
以下同文で、「金曜も沖縄くんでいかがでしょうか」となっていく。
そこで、沖縄くんは「どうしてですか。何でいつも、僕だけなんですか」と異議を申し立てる。
(学級委員長)「誰か、意見をお願いします」
(生徒A)「沖縄くんの席は、便所に一番近いからです。だから沖縄くんでいいと思います」
(生徒B)「僕もそう思います」
(生徒C)「私も賛成です」
今、こういうことが、沖縄と日本の間で起こっているのである。
これを小学校でやったら、「いじめ」として大問題になる。
沖縄くんは、何も便所掃除をクラス全員で完全に平等に分担してくれ、とは言っていない。
1ヶ月のうち2週間まではやるけど、あとの2週間はみんなで分けて欲しい、というのが今の沖縄の主張であり、便所掃除を一切やりたくないとは言っていない。

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