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2015年11月25日水曜日

スペインは世界で最も解雇規制が厳しい国の一つで、社員をクビにすることができない。
しかし2008年のリーマンショックの際に、あるスペインの銀行でもリストラせざるを得なくなり、行員に対して次のような提案をしたという。
「あなたの夢を実現するために5年間休暇を取りませんか?その間、今の給料の3割を保障しますし、休暇から戻ってきた時のポジションも保証します。」
この募集に応募した行員は、5年間の世界旅行に出かけても良いし、他の会社でアルバイトしても、その間ずっと銀行から給料を貰えたという。
その為、スペインでは、多くの中小企業は社会保険料の負担も重く、正式に社員を雇わず、結果的にスペインでは統計上では失業者なのに、証拠が残らない形で裏で給料をもらっている労働者が多く、闇労働市場が発達している。

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