Amazon

2015年12月16日水曜日

金融商品の運用コストに無頓着な人が多いが、コストを節約することは自分の努力で運用パフォーマンスを上げることができる唯一確実な方策である。
投資信託の運用管理費用は年率だから、保有期間に関係なく決められた料率のコストが毎年かかる。
従って投資信託で長期運用する際に影響が大きくなるコストは運用管理費用となる。
例えば、運用管理費用が異なる2つの投資信託を同じ1000万円で10年間、運用利回り5%、1年複利で運用した場合の手取りは以下の通りとなる。
Aファンド 運用管理費用 年2%  1000万円→1343万9163円
Bファンド 運用管理費用 年0.5% 1000万円→1552万9694円
このように年1.5%のコスト差が、10年間の運用で200万円もの差を生む。
しかも、この200万円は運用の成果の差ではなく、金融機関に少しづつ支払った運用管理手数料の差なのである。

0 件のコメント:

コメントを投稿