サラリーマンが加入する健康保険であれば、どこに住んでいても徴収率は同じであるが、国民健康保険料は、住む自治体によって全く違ってくる。
一般的には都心部の国民健康保険料は高く、他方は安くなっているが、財政にゆとりがない自治体、高齢者の多い自治体では高くなっている。
国民健康保険料の計算は、所得割+資産割+均等割+世帯割で算出される。
所得割とは所得に応じて課せられるもので、資産割とは固定資産税の税額に応じて支払うもの、均等割とは加入者1人当たりが定額を支払うもの、世帯割とは1世帯当たり幾らというふうに支払うものである。
例えば、隣接する西東京市と練馬区の場合を比較すると、国民健康保険料は全く異なる。
30代で所得が300万円、固定資産税ゼロの人が、夫婦で国民健康保険に加入した場合、練馬区では26万1300円、西東京市では21万6700円と、年間で5万円も西東京市の方が安い。
30代で所得が300万円、固定資産税ゼロの人が、夫婦で国民健康保険に加入した場合、練馬区では26万1300円、西東京市では21万6700円と、年間で5万円も西東京市の方が安い。
〇所得300万円、固定資産税ゼロの30代夫婦の国民健康保険料
<西東京市>
所得割16万2300円+資産割0円+均等割4万5600円+世帯割8800円=21万6700円
<西東京市>
所得割16万2300円+資産割0円+均等割4万5600円+世帯割8800円=21万6700円
<練馬区>
所得割19万3500円+資産割0円+均等割6万7800円+世帯割0円=26万1300円
所得割19万3500円+資産割0円+均等割6万7800円+世帯割0円=26万1300円
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