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2016年5月17日火曜日

インフレ率2%が達成された場合、どのようなモノが2%値上がりするのかを知る必要がある。
多くの人は、インフレ2%で、マンション価格、家賃、給料、野菜など様々なモノの価格が平均して2%上ると考えているが、これは正しくない。
インフレ率とは、コアCPI(消費者物価指数のうち生鮮食料品を除いたもの)を意味しており、家賃、食品、公共料金、保険、ガソリンなど、どちらかといえば所得が低い世帯が、多く支出する品目の値段の加重平均価格の推移である。
そして、このインフレ率には、給料、マンション価格や株価は考慮されていない事が重要である。
アベノミクスで量的緩和が始まってから2年で、都心の高級マンションは2割以上値上がりしたにもかかわらず、インフレ率が伸び悩んでいる理由はそこにある。

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