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2016年10月17日月曜日

2016年4月に起きた熊本地震では、建物が倒壊して死亡者が発見された家屋とアパート計34棟のうち、23棟が建築基準法の新耐震基準(1981年6月)以前に建てられた物件だったという。
つまり、新耐震基準以降(1982年以降)に建築された物件に住む事を心掛けるべきだが、今回の熊本地震のように数回大きな揺れが重なると、新耐震基準以降に建てられた物件でも倒壊している。
<震災と耐震基準法の変遷>
1920年 市街地建築物法
1923年 関東大震災
1924年 市街地建築物法改正
1948年 福井地震
1950年 建築基準法改正
1964年 新潟地震
1970年 建築基準法改正
1978年 宮城県沖地震
1981年 建築基準法施行令大改正(新耐震)
1995年 阪神・淡路大地震
1955年 建物の耐震改修に関する法律制定
    (新耐震以前の建物に関する規制)
2000年 建築基準及び同施行令改正
2011年 東日本大震災

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