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2017年4月25日火曜日

アメリカには「セレクティブ・サービス」(徴兵選別)という徴兵令一歩手前の制度がある。
この制度は徴兵検査でもあり、18歳で必ず全てのアメリカ国民の男性が受けさせられる。
自分が住む地域の「リクルーティング・ステイション」に出頭させられ、FI、F2の判定を受けたら、身体障害者とされて兵役免除となる。
ほかに1A、2Aの判定を受けたら「学力がある」として大学進学などで、兵役の延期が認められる。
ところがB、Cの判定を受けた高卒の青年たちは、軍隊に行かざるを得なくなるようになっている。
B、Cの判定とは、「成績不良」「学力不足」そして「素行不良」の判定なのである。
他にも、ROTCといって、名前だけは将校だが、実際には授業料免除で大学生をやりながら、毎週末に兵隊の訓練を受ける若者達もいる。
彼らは戦争が始まったら、そのまま招集されて戦場に連れていかれる。
現在のアメリカは、休止している徴兵令を、明らかに復活させようとしている。

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